【45歳主婦がFXで人生を狂わせた💥】コツコツ貯めた500万が消え、夫に言えず実家へ戻った結末

FXで人生終わった

今回は、45歳の女性・杉山由紀さん(仮名)が「夫に内緒でFXを始めてしまい、500万円以上を失った結果、家を出ることになった」体験を語ってくれました📱

子どもの手が離れ、少し自由な時間ができたことで、「私も何かしたい」と思って始めた投資。

でも気づけば、家族にも言えない状態になっていて──

お金の怖さより、“バレたときの空気”の方が何倍も苦しかったと語るその姿は、静かだけど重く響きました。

最初は「ちょっと副収入になればいい」と思っただけだったんです

──杉山さん、FXを始めたきっかけを教えて下さい

杉山さん:「もともと、在宅でちょこちょこアンケートやポイントサイトやってたんですけど、全然貯まらなくて。
子どもたちも手がかからなくなって、“何かもうちょっと稼げたら嬉しいな”って気持ちが湧いてきたんです。
で、たまたまYouTubeで“主婦でもスマホで月5万円”っていう動画を見つけて、そこからFXって言葉を知りました📱」

──投資経験はあったんでしょうか?

杉山さん:「全くなかったです。“投資=お金持ちがやるもの”って思ってたんですけど、
SNSで“初心者OK”“デモトレードから始められる”って書いてあったので、“じゃあ試しに…”ってLINE登録しました。
まさか、それが地獄の入り口になるとは思ってなかったんですよね」

最初の利益で「向いてるかも」と思った自分が怖いです

──実際にFXを始めてみて、最初はどうでしたか?

杉山さん:「デモトレードの時点でプラスが出て、“意外と簡単じゃん”って思っちゃって。
自分の貯金から20万円だけ、海外口座に入れたんです。で、最初の週で2万円くらい利益が出たんですよ💹
もう舞い上がって、“私、向いてるかも”って思い込んでました。完全に調子に乗ってたんですよね」

──ご家族には話していたんですか?

杉山さん:「夫には何も言ってなかったです。“増やしてから話せばいい”って思ってましたし、“どうせ私の口座だし”って。
でも内緒って、やっぱりどこかに罪悪感があるんですよ。寝る前とかに、“今日はいくら勝った”って誰かに言いたくなるのに言えない。
それでも当時は、“勝ってる私カッコいい”って思ってたんです。本当に痛いですよね😞」

急な相場の変動に耐えきれず、30万→50万→100万…と沈んでいきました

──損失が出始めたのはいつ頃でしたか?

杉山さん:「ある晩、ポンド円を持ってたんですけど、朝起きたらすごい下がってて…
含み損が15万円とかで、“いや、戻るはず”って握りっぱなしにしてたら、ロスカットされてました。
その後、取り返したくてまた入金して…ってやってるうちに、金額がどんどん大きくなっていって」

──冷静にはなれなかったですか?

杉山さん:「なれなかったです。家事の最中もスマホ片手にチャート見てて、家族の会話も上の空で。
“勝てるまでやめられない”“今損切ったら全てが無駄になる”って思い込んでました
損を受け入れるのが怖くて、でも現実を見ないともっと悪くなる、みたいな変なループにハマってました📉」

残高を見て「500万以上…?」って指が震えました

──損失の総額に気づいたのはいつですか?

杉山さん:「家計簿アプリと銀行の履歴を見ていたら、“あれ?”ってなって。
通帳の数字とFX口座の履歴を足していったら、500万を超えてることに気づいたんです。
そのとき、マウス持ってた指が震えました。“やっちゃった…”って声に出ましたもん」

──誰にも相談できなかったんでしょうか?

杉山さん:「できなかったですね。友達にも“実はFXで…500万…”なんて絶対言えないですし。
夫にも“これバレたらどうしよう”って気持ちしかなくて、もう家の中で一人ぼっちでした。
夜、クローゼットに隠れて泣いたのはあの日が初めてだったと思います」

明細を見られて、全部がバレた日。音が消えた空気を今でも覚えてます

──最終的に、どうしてバレてしまったんですか?

杉山さん:「ある日、郵便物を夫が先に取って、中に入ってた“FX口座からの取引通知”を開けてしまって。
“これ何?”って聞かれて、“えっ…”って固まりました。
口座名義も私だったから、“自分でやったんだよね?”って冷たい目で言われて…その空気、今でも覚えてます😨」

──その後、どうなりましたか?

杉山さん:「すぐに“話し合おう”って言われて、通帳と証券口座をすべて見せました
金額を見た夫の顔が真っ青になって、“これ…マジなの?”って言われたとき、もう何も言えなかったです。
私、土下座して泣きました。“ごめんなさい、全部私のせいです”って。でも静かでした。あの夜は、音が消えてました」

実家に戻った45歳の私を見て、母は何も言いませんでした

──その後、どうやって実家に戻ることになったんですか?

杉山さん:「夫から“ちょっと距離を置きたい”って言われて、“私が出るよ”って自分から出ました。
実家の玄関前で立ち尽くしてたら、母がドアを開けて、“どうしたの”って言ってくれて、涙が止まりませんでした。
“全部ダメだった”ってだけ言って、布団にくるまって泣き続けました。あのとき、自分が45歳ってことをすごく意識してました」

まとめ|「相談してたら、500万じゃなくて5万円で済んだかもしれない」

杉山さんの話を聞いて、“誰にも言えなかった”という言葉が何度も出てきたのが印象的でした。

自分だけで何とかしようとすると、逆に取り返しがつかない深みに落ちてしまう。

投資の怖さは、数字じゃなく“孤独”にあると感じます。

「もし最初のマイナス3万円の時点で誰かに相談してたら、500万なんて失わなかったと思います」

夫や家族、友人にも言えない投資は、どこかで歯車がズレていきます。

焦る気持ち、期待する気持ち、そして罪悪感──全部を背負ってしまう前に、“誰かに打ち明ける勇気”を持ってほしいと思います📘

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